VMware Explore 2022でのアップデートについて紹介します#2
前回の続きです。
前回記事はこちら、
今回はCloud Managementについて記載していきます。
マルチクラウド管理と言っても、プライベートクラウドや異なるパブリッククラウド間で、コスト、利用状況、パフォーマンス、セキュリティなど、管理対象は多岐に渡ります。(これがクラウドカオスということですね)
VMware Aria は、そのような複雑なマルチクラウド環境の管理を効率化するソリューションです。
VMware Aria は、主に下記3つの製品で構成されています。
- VMware Aria Cost powered by CloudHealth
- VMware Aria Operations(旧名:vRealize Operations)
- VMware Aria Automation (旧名:vRealize Automation)
これだけだとただリブランドしただけ?と思われるかもしれませんが、マルチクラウド環境のリソースをリアルタイムにキャプチャし、収集したデータの関係性を「VMware Aria Graph」と呼ばれるグラフベース データストアに集約されることが重要ポイントです。
そして、「VMware Aria Graph」に集約されたデータは、「VMware Aria Hub」のコンソールによって一元的な可視化とコントロールが提供されることになります。
そして、他の VMware ツールやサードパーティツールとのAPI連携を可能にすると発表されています。
あと地味にUIが洗練されていました。導入が楽しみです。
では今回はここまで。