仮想化プリセールスの徒然Diary

VMwareに関する記事、日常的な出来事など徒然なるままに書いています。

VMware Explore 2022でのアップデートについて紹介します#2

 

前回の続きです。

前回記事はこちら、

ekobaya-v.hatenablog.com

 

今回はCloud Managementについて記載していきます。

 

ここは何と言ってもVMware Aria(アリア)ですね。

f:id:ekobaya_v:20230131093757j:image

マルチクラウド管理と言っても、プライベートクラウドや異なるパブリッククラウド間で、コスト、利用状況、パフォーマンス、セキュリティなど、管理対象は多岐に渡ります。(これがクラウドカオスということですね)

 

VMware Aria は、そのような複雑なマルチクラウド環境の管理を効率化するソリューションです。

VMware Aria は、主に下記3つの製品で構成されています。

  • VMware Aria Cost powered by CloudHealth
  • VMware Aria Operations(旧名:vRealize Operations)
  • VMware Aria Automation (旧名:vRealize Automation)

これだけだとただリブランドしただけ?と思われるかもしれませんが、マルチクラウド環境のリソースをリアルタイムにキャプチャし、収集したデータの関係性を「VMware Aria Graph」と呼ばれるグラフベース データストアに集約されることが重要ポイントです。

そして、「VMware Aria Graph」に集約されたデータは、「VMware Aria Hub」のコンソールによって一元的な可視化とコントロールが提供されることになります。

そして、他の VMware ツールやサードパーティツールとのAPI連携を可能にすると発表されています。

 

あと地味にUIが洗練されていました。導入が楽しみです。

 

では今回はここまで。