VMworld 2021について書いてみます(3)
また今回もVMworldについて書いていきますね。
前回までのブログは最後にリンクを貼っておきます。
Cloud Infrastructure
Cloud Infrastructureも多くの発表がありましたね。
まずは「VMware Cloud with Tanzu Services」から。
VMware Cloud on AWSに、Kubernetesエンジンと管理ツール(Tanzu Kubernetes Grid、Tanzu Mission Control Essentials)のサービスを追加料金なしで付加し提供するというものですね。
これは日本でも注目される発表だと思いました。東京リージョンではいつから利用可能になるのか続報を待ちたいなと思います。
また、VMware Cloud on AWSは大阪リージョン開設(待ってた!)の発表、VMware Cloud Disaster Recoveryのパフォーマンス改善(RPO短縮)、NSX Advanced Security の機能がVMware Cloud に統合されるなどの発表がありました。
そして、個人的に最も興味を持ったのが「Project Arctic」です。
General Session内では次世代のvSphereとして開発されているvSphereのクラウドサービスですというようなさらっと説明があっただけで深く説明がなかったんですよね。
後で調べてみると、クラウドとの接続機能をネイティブに備え、複数のデータセンターとVMware Cloudによるハイブリッドクラウド環境をよりシームレスに管理できるものとなるみたい。これによって、オンプレミスでリソースが足りなくなった場合でもVMware Cloud上にオンデマンドでキャパシティ拡張したり、マルチクラウド環境の拡大につながると非常に注目のプロジェクトでした。
今回はここまで。
過去のブログのリンクは以下。