VMware Cloud on AWS アップデート情報 ~2022/4~
今回はVMCのアップデート情報をお届けします。
今回は大規模環境に対応しやすくなるアップデートですね。
- Multi-CGWのサポート
従来は1つしか作成できなかったCompute Gatawayを複数作れることになりました。
また、CGW追加時には3つのCGW Typeからオプションを選択可能です。
Routed 外部とルーティングをする構成
NATed NATを使用する構成
isolated Edge Routerと接続しない構成
他にもスタティックルートをサポートしてたり、VPN接続(L3/L2-VPN)をサポートしていたり、Multi-CGWの登場により柔軟なネットワークを組むことができて、より使いやすくなりますね - ルート集約機能
隣接するセグメントのCIDRを集約する機能(Route Aggregation)をサポートしました。
もともとDXからオンプレミス側に広報できるルート数は最大20と制限されていたのですが、この機能により効率よくルート情報を広報できるようになりますので、はっきり言って便利です。 - CGWに構成できるセグメント数が大幅増加
Multi-CGWとRoute Aggregationの機能追加のおかげで今まで最大200であったセグメント数が4000になり、大規模環境のVMC移行が現実的になりました。
今回は202204のアップデートを簡単にまとめましたが、この機能をフルで使えるような大規模環境の構築をやってみたいもんです。